医療資源不足で年齢や人種による命の選別が始まった
Idaho Sued Over Using Rationing Medical Care
アイダホ州では新型コロナウイルスの感染者数が増え続けており、入院率は記録的な水準に達している。一方で新型コロナワクチンの接種率は依然として低く、ワクチン接種を済ませた人は、接種資格がある住民のわずか51%程度と、米国内で最も少ない部類に入る。
病院や医療従事者たちは手一杯の状況で、病床やその他の資源の確保を試みる間、新たに病院に到着した患者が何日間もストレッチャーの上で過ごす事態となっている。また複数の病院関係者によれば、酸素吸入を必要とする患者が増えているため、各病室に酸素を送る病院のシステムもひっ迫している。
アイダホ州保健福祉省によれば、9月20日時点で同州では760人以上の感染者が入院しており、このうち202人が集中治療室(ICU)で治療を受けている。
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