タリバン、アフガニスタン国家運営に苦戦 経済混乱・人道危機に懸念
銀行関係者によると、イドリス中銀総裁代行は今週、銀行協会のメンバーらと面会し、タリバンが流動性の問題や物価高騰への対応策を模索していると述べたという。
カブール住民は「何もかもが高い。日に日に物価が上がっている」と語った。
隣国への出国
タリバンの統治を恐れる人々は国境への移動を急いでいる。
カブール空港の運営が停止される中、退避を望むアフガン人の支援はイラン、パキスタンおよび中央アジアへの安全な出国に焦点が置かれている。
パキスタンの国境当局者は、アフガン側で多数の人が検問所が開くのを待っていると話した。
アフガン北部とウズベキスタンの国境は閉鎖が続いている。
アフガン人最大50万人が国を逃れる可能性があるとみられる中、英国とインドはそれぞれドーハでタリバン関係者と会談した。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は1日、現時点でアフガン人の多くは国内にとどまり、隣国に逃れた人は少数だと指摘した。また、人道上の非常事態に3億ドルの国際支援が必要だとした。

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