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米CDC諮問委、高齢者へのファイザー製ワクチンのブースター接種を推奨

2021年9月24日(金)10時42分
ファイザー製新型コロナウイルスワクチンのイメージ

米疾病対策センター(CDC)は、米製薬大手ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて協議する諮問委員会を開き、65歳以上や基礎疾患のある人などを対象に追加接種(ブースター接種)を推奨した。写真はファイザー製ワクチンのイメージ。3月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

米疾病対策センター(CDC)は23日、米製薬大手ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて協議する諮問委員会を開き、65歳以上や基礎疾患のある人などを対象に追加接種(ブースター接種)を推奨した。

一方、18─64歳の医療従事者や教師など感染リスクの高い人の追加接種は9対6で推奨しないとした。

諮問委員会の推奨はCDCのワレンスキー所長の承認が必要となる。諮問委員会の提言に拘束力はなく、州当局などが従わずに他の方法で予防接種を実施することも可能。

ただ、米食品医薬品局(FDA)も65歳以上の重症化リスクの高い人などを対象にブースター接種を承認しており、早ければ今週中に一部を対象とした追加接種が始まる見通しとなった。

FDAは22日、米ファイザー/独ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンのブースター接種について、65歳以上の高齢者や重症化リスクの高い人を対象に承認した。リスクのある職業に就く人も対象に含まれ、2回の接種完了から少なくとも6カ月経過後に実施する。

CDCによると、米国内でファイザー/ビオンテック製のワクチンの2回目接種を受けてから少なくとも6カ月経過した人は約2600万人で、その内の約1300万人が65歳以上。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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