<裁判>大谷元同僚スキャッグスが薬物死したのはエンゼルスのせい──遺族
Court Docs: Ex-Angels Staffer Ran Drug Operation in Clubhouse Before Pitcher's Death
2021年8月25日(水)18時38分
当局の主張からは、別の説も浮かび上がってくるとダッシュは書いている。それによれば、ケイはエンゼルスの組織内でドラッグの密売をしており、折に触れてスキャッグスを仲介者として利用していたという。ケイは、ほかの選手に薬物を売りやすくするために、スキャッグスを利用していたとされている。
スキャッグスの遺族は2021年6月、エンゼルスを相手どった訴訟を起こした。訴状では次のように主張されている。「エンゼルスには、安全に働いて野球ができる場所をタイラー・スキャッグスに提供する義務があった」
「薬物依存症のケイが、タイラーに全面的に接近するのを許した時点で、エンゼルスはその義務に違反した」と、スキャッグスの遺族は主張する。「また、ケイが危険な違法薬物をタイラーに提供することを許したことも義務違反だ。ケイが薬物を選手に売っていることを、エンゼルスは知っておくべきだった。タイラーが死んだのは、エンゼルスが義務に違反した結果である」
(翻訳:ガリレオ)
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