インド洋覆う光のカーテン 国際宇宙ステーションから届いた極上写真
国際宇宙ステーションのツイッター公式アカウントもうっとり?(8月2日撮影) NASA
<不気味な緑色から鮮やかな紫まで──NASAが公開した至高のオーロラ写真集>
NASAは、「オーロラ・オーストラリス」と呼ばれる南極光のうっとりするような写真を公開した。
この写真は、アジアと南極の間に広がるインド洋南部の上空約270マイルを周回する国際宇宙ステーション(ISS)から撮影されたものだ。2日にNASAジョンソン宇宙センターが発表した。
不気味な緑色から鮮やかな紫まで、極光はさまざまな色に輝いている。その上には、何光年も先に輝く膨大な数の星が確認できる。
写真を紹介した国際宇宙ステーションのアカウントは、「壮観」とツイート。
The aurora australis is spectacular in these views from the station above the Indian Ocean in between Asia and Antarctica. https://t.co/gzNPCRRjUN pic.twitter.com/VFXye26yWs
— International Space Station (@Space_Station) August 5, 2021
オーロラ・オーストラリスは、北半球の「オーロラ・ボレアレス」に対する南半球での呼称で、それぞれ「南極光」「北極光」として知られている。
オーロラは地上からでも、上空の宇宙飛行士からでも確認することができる。