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仮想通貨米マイアミ市が独自の仮想通貨を発行、中国マイニング業者の誘致も
スアレス市長は仮想通貨の推進に力を入れてきた EVA MARIE UZCATEGUIーBLOOMBERG/GETTY IMAGES
<独自の仮想通貨「マイアミコイン」の発行は、フロリダ州の都市を「仮想通貨の首都」に変えることができるか>
米フロリダ州マイアミ市は、8月から市独自の暗号資産(仮想通貨)「マイアミコイン」を発行すると発表した。マイアミコインを活用することによる同市の収益増と、市経済の拡大を目指すという。
同市のフランシス・スアレス市長はFOXニュースに対し、「マイアミ市はマイアミコインの人気によって莫大な収入を得るかもしれない。なぜならマイアミは今回、世界における仮想通貨の首都になったのだから」と語った。
マイアミコインを主導するシティー・コインズ社によれば、マイアミコインのマイニング(採掘)開始は8月3日だ。同社によれば、マイアミコインの用途としては、市のインフラ整備やイベント開催、スタートアップ企業の誘致などが考えられるという。
スアレスはこれまで、マイアミを仮想通貨の本拠地にしようとしてきた。6月には、中国で締め付けに遭うビットコインのマイナー(採掘者)に対しマイアミに来るよう呼び掛けたばかりだ。