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選挙ニューヨーク市長選、元警官アダムス氏のリード縮小 混戦続く

混戦が続いている米ニューヨーク市長選の民主党予備選挙は、元警察官でブルックリン区長のエリック・アダムス候補が僅差で首位を維持している。ブルックリンで24日撮影(2021年 ロイター/Brendan McDermid)
混戦が続いている米ニューヨーク市長選の民主党予備選挙は29日時点の開票で、元警察官でブルックリン区長のエリック・アダムス候補がリードを大幅に縮小している。ただ、今回から新たな投票方法が導入されており、最終的な結果は依然不透明なままだ。
アダムス氏はリードが縮小したことを受け、「不正」があったと主張。同氏は1週間前の選挙当日には、直接投票した有権者の「第1選択」票を集計した暫定結果で、他候補をかなりリードしていた。
しかし、今回の選挙では、候補者に順位を付けて最大5人まで選ぶ新投票方法が導入されている。最も票の少なかった候補が除外され、第2選択としていた候補に票が割り振られる。候補者が2人になるまでこの作業が続き、最終的に過半数を獲得した候補が勝利することになっている。29日の集計は郵便投票を含んでいないが、これらの選択肢を初めて分析した結果となる。
アダムス氏は自身が首位を維持して次期市長になることに自信を示した上で、前回の集計から10万票も投票総数が増加したことに疑問を呈した。「順位を付けて選択する投票の予測についてコメントする前に、このような投票数の大幅な増加やその他の不正について説明するよう選挙管理委員会に求めた」ことを声明で明らかにした。
29日時点で、アダムス氏の得票率は51%。2位に付ける前市衛生局長のキャサリン・ガルシア氏は49%。投票総数70万票以上のうち、両氏の差は1万6000票弱となっている。
元MSNBCのアナリストで人権問題を専門とする弁護士のマヤ・ワイリー氏は3位となり、除外された。同氏とガルシア氏の得票数の差はわずか4000票だった。
ただ、最終結果は、まだ集計されていない約12万5000票の不在者投票によって大きく左右される可能性がある。
ガルシア氏の陣営は、同氏がリードする地域で不在者投票の確率が高いことから恩恵を受けると見込んでいる。ガルシア氏は声明で、「勝利への道を確信している」と語った。
ワイリー氏は声明の中で、全ての票の集計を求め、ニューヨーク市民に選挙結果を支持するよう呼び掛けた。
選挙管理当局は来週、少なくとも一部の不在者投票を含めて再集計を実施する予定で、最終的な結果が判明するのは早くて7月半ばになる見通しだ。

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