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日本社会尾身会長、東京五輪の開催リスク「しかるべくところに示す」
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(写真)は午前の参議院厚生労働委員会で、東京五輪開催に向けて、「(専門家の)考え方を述べるのはわれわれの責任」との認識を示し、「しかるべくところに考えを示す」と述べた2月2日、東京で撮影(2021年 代表撮影/ロイター)
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は3日午前の参議院厚生労働委員会で、東京五輪開催に向けて、「(専門家の)考え方を述べるのはわれわれの責任」との認識を示し、「しかるべくところに考えを示す」と述べた。
東京五輪・パラリンピック大会の開催に関して尾身氏は「(開催の可否を専門家が)判断する権限はないし、責任も取れない」とした上で、「考え方をまとめて述べるのはわれわれの責任だ」と強調。「政府にアドバイスしてもIOC(国際オリンピック委員会)には届かない。どこに述べたらいいか、今検討している。(五輪を)やるならどういうリスクがあるか申し上げるのがわれわれの仕事だ」と語った。
打越さく良委員(立憲民主・社民)の質問に答えた。
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