在宅勤務で目の疲れに悩む現代人...ブルーライトだけじゃないリスク要因
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2021年5月20日(木)16時24分
興味深いことに、こうした専門家の見解は、ネットを検索すればすぐに分かる。それなのにパソコン用メガネがこれほど話題になっているのはなぜなのか。
「メガネは医療機器ではないため、米食品医薬品局(FDA)の規制を受けない」と、パテルは指摘する。「つまりメーカーは発売前に臨床試験で効果を証明する必要がない」。だから自由に効果を宣伝できるというわけだ。
ということは、最近やたらと表示される「パソコン用メガネ」の宣伝は、一種のコロナ便乗商法と言えるのではないか。ちょっと意地悪な言い方かもしれないが、コロナ禍のストレスフルな生活を75 ドルでもっと快適にしてくれるなんて言うお気軽な宣伝には、そんな嫌みの一つも言いたくなる。
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