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パンデミック英、インド変異株が1週間で2.5倍に感染増 「懸念すべき」コロナウイルスに指定
英BBCはインドで最初に見つかった「B.1.617.2」と呼ばれる新型コロナウイルス変異株を英当局が「VOC(懸念すべき変異株)」に指定する可能性があると報じた。インド・コルカタで6日撮影(2021年 ロイター/Rupak De Chowdhuri)
英当局は7日、インドで最初に見つかった「B.1.617.2」と呼ばれる新型コロナウイルス変異株を「VOC(懸念すべき変異株)」に指定した。
英イングランド公衆衛生庁(PHE)は、同変異株の感染件数が先週の202件から500件以上に増加したと発表。ジョンソン首相は「この変異株に十分注意しなければならない」と呼び掛けた。
ウェルカム・トラスト・サンガー研究所のディレクター、ジェフ・バレット氏はBBCラジオに対し、この変異株が英国内外で多数報告されていることから、昨年のウイルスよりも感染力が強いと考えられると指摘。英南東部のケント州で発見され、英国で感染第2波を引き起こした変異種と同程度の感染力を持つ可能性があるとの見方を示した。
これに加えて南アフリカとブラジルでそれぞれ見つかった変異株などが現在VOCに指定されている。
バレット氏はこうした変異株にもワクチンが有効なことを示す研究結果が得られていると述べた。
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