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南シナ海フィリピン、南シナ海の中国船団監視に戦闘機派遣
3月28日、フィリピンのロレンザーノ国防相は、同国が領有権を主張する南シナ海の海域に中国の海上民兵を乗せたとみられる200隻以上の中国船舶が停泊している問題で、状況を監視するため、軍の軽量戦闘機を毎日、同船団の上空に派遣していると明らかにした。写真は、フィリピンの排他的経済水域(EEZ)内にあるウィットサン礁に停泊する船舶の一部。7日撮影、提供写真(2021年 ロイター/Philippine Coast Guard/National Task Force-West Philippine Sea)
フィリピンのロレンザーノ国防相は、同国が領有権を主張する南シナ海の海域に中国の海上民兵を乗せたとみられる200隻以上の中国船舶が停泊している問題で、状況を監視するため、軍の軽量戦闘機を毎日、同船団の上空に派遣していると明らかにした。
また、中国に対し、直ちに船団を撤退させるよう再度求めた。
中国船舶はフィリピンの排他的経済水域(EEZ)内にあるウィットサン礁に停泊している。
ロレンザーノ氏は27日遅くに出した声明で、軍の戦闘機を毎日派遣していると表明。軍はまた、主権を守るためのパトロール活動とフィリピン人漁業者の保護のために南シナ海に配置している海軍部隊を増強するとした。
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