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米中対立中国国連大使、米国内の人種差別など改めて批判 米中高官協議控え
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中国の陳旭・国際機関代表部大使は米中高官協議を翌日に控え、米国の人種差別や警察による暴力を改めて批判した。写真は2010年2月、北京で撮影(2021年 ロイター/ Jason Lee )
中国の陳旭・国際機関代表部大使は17日、米中高官協議を翌日に控え、米国の人種差別や警察による暴力を改めて批判した。
米中は18日に米アラスカ州でバイデン政権発足後初めてとなる対面形式での高官協議を実施。米国からブリンケン国務長官とサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)、中国から外交担当トップである楊潔チ・共産党政治局員と王毅国務委員兼外相が出席する。
陳大使は国際連合人権理事会で「米国では人種差別と警察による暴力がなお大きな問題となっている。イスラム教徒のほか、移民・難民が差別と排外主義に直面している」と指摘。「米国は過去の虐殺について謝罪しないだけでなく、被害者に対する補償も行っていない。事実を歪曲し、政治的な動機に基づき他の国を悪意を持って中傷している」と述べた。
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