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今年4月以降、米国で数十億匹のセミが発生する、との予測
2021年3月16日(火)18時30分
気候に敏感な周期ゼミは今後どうなるのか
周期ゼミは気候に敏感であり、ブルードや種のパターンは気候変化を反映している。たとえば、コネチカット大学と京都大学らの研究チームが2013年4月に発表した研究論文では、13年ゼミのネオトレデシムが最終氷期の直後に形成されたことが示されている。
しかしながら、人間活動によって地球環境が変化するのと同じペースでセミが進化し続けられるのかは、定かでない。コネチカット大学のクリス・サイモン教授は「周期ゼミは林縁を好み、郊外で繁殖するが、森林が破壊されれば生き残れないし、木がなくなれば、卵を産みつけることもできない」と警鐘を鳴らしている。
The Return of the Cicadas
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