東京都、20日の新型コロナ新規感染556人 12月合計10,507人で1万突破
東京都は20日、新型コロナウイルスによる新規陽性者が556人確認されたと発表した。これで12月の新規陽性者合計10,507人となり1万人を突破した。
東京都は20日、都内で新たに556人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。
この日確認された陽性者は年代別に、20代と30代が343人で約51%、40代と50代が合わせて208人で約31%、70代以上の高齢者は70人で約10%を占めている。また、都の基準による重症患者は前日から4人減って66人となっている。
これで12月に入って都内で確認された陽性者の合計は10,507人で1万を突破した。また累計では51,446人となった。
11月から顕著となってきた新型コロナウイルスの感染第3波は、感染経路として家庭内での感染がもっとも多くなっているほか、企業や飲食店などでもクラスターが発生し感染拡大防止が難しい状況になっている。
こうしたなか、東京都は17日午後に医療提供体制について、従来の「体制強化が必要であると思われる」から最高警戒レベルの「体制がひっ迫していると思われる」に初めて引き上げ、小池都知事は夕方から臨時の記者会見で、年末年始にこれ以上感染拡大を抑え込むため、「年末年始コロナ特別警報」を発出している。