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感染症対策米カリフォルニア州、外出禁止令など制限措置検討 コロナ入院患者急増、12月中旬にICUが満床に
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米カリフォルニア州のニューソム知事は、新型コロナウイルスの入院患者急増に対応するため、外出禁止令の発令など制限措置強化を向こう2日以内にも発表する可能性があると明らかにした。同州デルマーで7月撮影(2020年 ロイター/Mike Blake)
米カリフォルニア州のニューソム知事は30日、新型コロナウイルスの入院患者急増に対応するため、外出禁止令の発令など制限措置強化を向こう2日以内にも発表する可能性があると明らかにした。
また、感染抑制に向けて保健政策や社会の行動パターンを変えない限り、州内の病院の集中治療室(ICU)は12月半ばまでに収容能力を超えるとの見通しを示した。
ニューソム知事は11月、州の大半地域を対象に社会的集まりなど不要不急の活動を午後10時から午前5時まで禁止すると発表した。
30日の会見では、3月に同州全域で命じた外出禁止に類似した措置を検討していると明らかにした。
ロサンゼルス郡はすでに、同一世帯以外の人との集まりをほぼ禁止するなど新たな制限を発表している。
ニューソム知事によると、同州では新型コロナに関連した入院患者が過去2週間で90%近く増加した。
さらに、州全体ではICUの使用が12月半ばまでに能力の112%に達し、州北部では12月上旬までに134%に達する見通しという。現時点では4分の3のICU病床が埋まっている。
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