アメリカ大統領選挙、勝敗決する激戦州の情勢や集計方法まとめ
ペンシルベニア州
選挙人:20人
投票締め切り:米東部時間午後8時
大統領選に関する世論調査での支持率:民主党がリード
その他の重要な選挙:1区と10区の下院議員選が接戦
票の集計:理由なしでの不在者投票を認めている。選挙当日午前7時から票の集計が可能。同州の最高裁は9月17日、郵便投票について、消印が11月3日までであれば、3日以降の3日間に到着分を有効とする判断を下した。
テキサス州
選挙人:38人
投票締め切り:米東部時間午後8時(西部の2郡は1時間後)
大統領選に関する世論調査での支持率:共和党がリード
その他の重要な選挙:上院議員選が接戦
票の集計:郵便投票には65歳以上、病気や障害があるなどといった制限が設けられている。投票所での期日前投票は全有権者に認められている。郵便投票の事前処理や集計の時期は人口に応じて郡で異なる。人口10万人超の郡では、同州の投票所での期日前投票最終日である10月30日の投票締め切り後に集計が可能になる。
11月3日までの消印があり、その翌日午後5時までに受理された票が有効となる。軍関係者や海外在住者については、11月9日の業務時間終了時点まで期限が延長された。
ウィスコンシン州
選挙人:10人
投票締め切り:米東部時間午後9時
大統領選に関する世論調査での支持率:民主党がリード
票の集計:理由なしでの不在者投票を認めている。選挙当日の投票締め切りまでに受理される必要があり、集計は11月3日の投票開始後に可能となる。
ミネソタ州
選挙人:10人
投票締め切り:米東部時間午後9時
大統領選に関する世論調査での支持率:民主党がリード
その他の重要な選挙:1区と7区の下院議員選と上院議員選が接戦
票の集計:理由なしでの不在者投票を認めている。票の受理から5日以内に処理作業を行う必要がある。票の開票や登録は10月20日から可能だが、選挙当日の投票締め切り後まで集計できない。
郵便投票は11月3日までの消印があり、同月10日までに到着分が有効。
アリゾナ州
選挙人:11人
投票締め切り:米東部時間午後9時
大統領選に関する世論調査での支持率:民主党がリード
その他の重要な選挙:上院議員選が接戦
票の集計:理由なしでの不在者投票を認めている。選挙当日の投票締め切りまでに受理される必要がある。11月3日の14日前から票のスキャンと集計が可能となるが、当日の投票締め切り後まで結果は公表されない。
ネバダ州
選挙人:6人
投票締め切り:米東部時間午後10時
大統領選に関する世論調査での支持率:民主党がリード
票の集計:理由なしでの不在者投票を認めている。受理した時点での処理作業が可能。11月3日の14日前に票のスキャンと登録を開始するが、選挙当日の夜まで結果は公表されない。
郵便投票は11月3日までの消印があり、3日以降の7日以内に到着分が有効。
アイオワ州
選挙人:6人
投票締め切り:米東部時間午後10時
大統領選に関する世論調査での支持率:五分五分
その他の重要な選挙:上院議員選が接戦
票の集計:理由なしでの不在者投票を認めている。選挙当日の投票締め切りまでに受理される必要がある。11月2日までの消印がある場合は次の月曜日正午までの到着分が集計に含まれる。選挙日直前の土曜日に開票作業を開始することが可能で、11月2日には票のスキャンと集計が可能になる。
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