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2020米大統領選アメリカ大統領選挙、トランプは激戦州で経済回復へ支持訴え 「バイデン不況」警告
11月の米大統領選に向け、共和党のトランプ大統領は激戦のペンシルベニア州で選挙集会を開き、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)と経済的打撃から回復するためには自身の再選が必要だと訴えた。写真は10月20日、メリーランド州のアンドリュース空軍基地で撮影(2020年 ロイター/Tom Brenner)
11月の米大統領選に向け、共和党のトランプ大統領は20日、激戦のペンシルベニア州で選挙集会を開き、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)と経済的打撃から回復するためには自身の再選が必要だと訴えた。
ペンシルベニア州北西部エリーの空港で開いた集会でトランプ氏は、同州で勝利を収めれば再選を果たせる可能性があると強調。民主党候補のバイデン前副大統領は州のエネルギー・製造業の雇用を破壊すると主張し、「今回の選挙は、現在進んでいる特大のトランプ・リカバリーか、バイデン不況かの選択だ」と述べた。
また「学校や経済が開かれ、安全で健康かつ活力ある国を望むなら、私に投票してほしい」と支持を訴えた。
集会に参加した支持者の多くはマスクを着用せず、対人距離の確保も見られなかった。
バイデン氏は22日の討論会の準備をするため、この日は遊説を行わなかった。
ペンシルベニア州では21日、オバマ前大統領が集会を開き、バイデン氏支持を訴える。集会はフィラデルフィアでドライブイン形式で行われ、オバマ氏は支持者に早めの投票を呼び掛ける。
来月3日の投票日まで残り2週間となる中、フロリダ大学の「米選挙プロジェクト」の集計によると、すでに3500万人を超える有権者が期日前投票を済ませた。これは2016年大統領選の投票総数の4分の1以上に相当する。
ロイター/イプソスが19日公表した世論調査によると、ペンシルベニア州ではバイデン氏の支持率が49%で、トランプ氏の45%を上回っている。ただ、前週の調査からリードはやや縮小した。
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