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2020米大統領選

共和党支持者の「脳内アメリカ」はただいま絶好調

2020年9月5日(土)11時00分
ニューズウィーク日本版編集部

大多数の共和党支持者は4年前よりアメリカが良くなっていると考えている Lawrence Bryant-REUTERS

<過半数の共和党支持者が、新型コロナによる米国内の死者数を「容認できる」と回答>

米共和党全国大会に先立つCBSテレビの世論調査で、共和党支持者の大多数が、アメリカは4年前より良くなっていると考えていることが判明した。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなかでも、2016年のオバマ政権時代より状況が好転しているという。

アメリカの状況改善の理由は、トランプ大統領の指導力のおかげだと答えたのは、共和党支持者の82%。米経済の好調を理由にしたのは70%、自身の家計を根拠に挙げたのは64%だった。さらに、共和党支持者の57%はコロナによる国内の死者数を「容認できる」と答えている。

75%

アメリカが2016年より良くなったと考える共和党支持者

82%

好調はトランプの指導力のおかげだと考える共和党支持者

65%

アメリカが2016年より良くなっていないと考える有権者(全体)

<本誌2020年9月8日号掲載>

<関連記事:トランプの嘘が鬼のようにてんこ盛りだった米共和党大会(パックン)
<関連記事:「菅、岸田、石破」と「トランプ、バイデン」で日米関係はどうなる?

20200908issue_cover150.jpg
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