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2020米大統領選共和党支持者の「脳内アメリカ」はただいま絶好調
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大多数の共和党支持者は4年前よりアメリカが良くなっていると考えている Lawrence Bryant-REUTERS
<過半数の共和党支持者が、新型コロナによる米国内の死者数を「容認できる」と回答>
米共和党全国大会に先立つCBSテレビの世論調査で、共和党支持者の大多数が、アメリカは4年前より良くなっていると考えていることが判明した。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなかでも、2016年のオバマ政権時代より状況が好転しているという。
アメリカの状況改善の理由は、トランプ大統領の指導力のおかげだと答えたのは、共和党支持者の82%。米経済の好調を理由にしたのは70%、自身の家計を根拠に挙げたのは64%だった。さらに、共和党支持者の57%はコロナによる国内の死者数を「容認できる」と答えている。
75%
アメリカが2016年より良くなったと考える共和党支持者
82%
好調はトランプの指導力のおかげだと考える共和党支持者
65%
アメリカが2016年より良くなっていないと考える有権者(全体)
<本誌2020年9月8日号掲載>
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