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英ヘンリー王子夫妻「暴露本」の破壊力──キャサリン妃との確執はなかった?

2020年8月3日(月)16時45分
ジャック・ロイストン

暴露本で新たな波紋を呼ぶヘンリー王子夫妻 HENRY NICHOLLS-REUTERS

<王室記者2人によって執筆された伝記を夫妻は認定していないが、なれ初めから王室離脱までが記され、刊行前から物議を醸している>

8月発売の英ヘンリー王子とメーガン妃の伝記が、刊行前から物議を醸している。『自由を探して』と題された「暴露本」を夫妻は認定していないが、親しい友人らの証言を集めてメーガンに近い王室記者2人が執筆したこの伝記には、なれ初めから王室離脱までが詳しく記されている。

英紙での抜粋によれば、交際当初、兄ウィリアム王子から「焦る必要はない。時間をかけてあの子を知ったほうがいい」と助言され、「あの子」という言葉に不快感を覚え確執が始まったことが記される。一方、世間で噂されるキャサリン妃とメーガンの確執は否定。「2人は単にそこまで互いを知らない」という。

今年1月の王室離脱発表は、エリザベス女王に事前相談なしで行われたことが明らかに。女王は「ひどく動揺し、傷ついた」と王室関係者は語る。

メーガンは3月、友人にこう話した。「人生の全てを王室のため諦めた。どんなことも受け入れるつもりだったが、こうなってとても悲しい」

<2020年8月11日/18日号掲載>

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