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アメリカ社会トランプ、歴代大統領の顔が刻まれたラシュモア記念公園で記念碑破壊を批判「米国の歴史を抹消」
トランプ米大統領は7月3日、中西部サウスダコタ州を訪れ、歴代大統領4人の顔が山肌に刻まれたラシュモア山国立記念公園で演説した。支持者らを前に、人種差別に抗議するデモの参加者が記念碑や銅像などを破壊し、米国の歴史を抹消しようとしていると非難した。ワシントンで撮影(2020年 ロイター/Erin Scott)
トランプ米大統領は3日、中西部サウスダコタ州を訪れ、歴代大統領4人の顔が山肌に刻まれたラシュモア山国立記念公園で演説した。支持者らを前に、人種差別に抗議するデモの参加者が記念碑や銅像などを破壊し、米国の歴史を抹消しようとしていると非難した。
トランプ氏は、デモ隊は米国の政治制度の基礎を脅かしているとし、「左派による文化革命は間違いなく、米国の革命を転覆させることが狙いだ」と強調。
「怒れる群衆は、我が国の建国者の像や最も貴重な記念碑を破壊しようとし、都市部で相次ぐ暴力犯罪を招いた」と述べた。
この日のイベントには7500人が参加。多くの人は公衆衛生当局の助言に従わず、マスクを着用していなかった。
トランプ氏の選対陣営によると、大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏の交際相手で選対幹部のキンバリー・ギルフォイル氏がイベントの前にサウスダコタで、新型コロナに感染していることが判明した。トランプ・ジュニア氏は陰性だったという。
米国ではこの日、7州で新規感染者が過去最多を記録した。
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