韓国、有名PDがプレステゲーム『拝借』? ゲームでは「鬼滅」のそっくりも いまだに止まぬ日韓パクリ論争
公式インスタグラムで謝罪、その内容は
第1話放送から2日後の19日。高まる批判に制作陣は公式インスタグラムで謝罪をした。「倭色」(=韓国で日本風なものを意味する)なものとして一番大きな波紋を広げた家については、元々あった民泊の一軒家を買い取り、番組用にきれいにリモデリングした後撮影が開始されていた。制作陣は、『1950年に建てられた家だったが、リモデリングの際、視聴者の気持ちを考慮しなかったことについて申し訳ない』『2回目の撮影では不快な気持ちにならないよう、家に手を加えている』と、語った。
ただし、盗作疑惑については、『このゲームについて、存在も知らなかった。参考にした覚えもない』と公式に否定している。
他にも、最近ネット上で騒動となったジャンルを超えた盗作疑惑と言えば、日本の大人気漫画『鬼滅の刃』にそっくりなスマホゲームが韓国で登場した事件だ。
公式韓国バージョンと見間違えるほど瓜二つ
今年4月24日韓国のゲーム会社テンナインが制作し、公開された韓国のモバイルゲーム『鬼殺の剣』が批判の的となった。『鬼滅の刃』と『鬼殺の剣』。名前がすでにそっくりなのだが、似ているのはそれだけではなかった。
主人公の日本人タツヤは、鬼によって家族を殺され、その後自ら鬼を狩る剣士となる設定だ。この主人公はそれ以外にも、顔に傷がある/長髪を一つくくりに縛っている/特徴的な柄物の羽織を着ている点など『鬼滅の刃』の主人公・炭治郎と酷似している。さらに、『鬼殺の剣』に登場する女性キャラクターカスミは、額に角があり、どことなく『鬼滅の刃』の禰豆子と似ているとも指摘されている。
このゲーム会社は、過去にも他のゲームで日本漫画からの盗作容疑がかかっていた。『脱走忍者を育てる』というアクションゲームは、日本の人気漫画『NARUTO -ナルト-』とそっくりだと批判を浴びていた。開発会社は別の社名になっているが、アプリストアーに登録されている住所も代表者名もテンナイン社と同じことから、同じ会社が名義だけ変更してまた日本の人気漫画をパクってゲーム制作したものと言われている。
ネット上で批判が相次ぐと、ゲーム開発会社は配信開始から6日後にゲーム配信終了を発表した。しかし、盗作問題については『世界観と外見が似ているからそう思われるのであって、パクリではない』と発表した。