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感染症対策英アストラゼネカのコロナワクチン「AZD1222」、20日に初期治験結果公表
英医学誌ランセットは15日、英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大学が共同で開発している新型コロナウイルスワクチンについて、初期臨床試験(治験)の結果を20日に公表すると明らかにした。英マックルズフィールドで2014年5月撮影(2020年 ロイター/Phil Noble)
英医学誌ランセットは15日、英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大学が共同で開発している新型コロナウイルスワクチンについて、初期臨床試験(治験)の結果を20日に公表すると明らかにした。
ワクチン候補「AZD1222」はすでに大規模な第3相臨床試験に入っているが、第1相試験の結果はまだ公表されていない。
ランセットの広報担当者は「論文は現在最終編集中で、7月20日に公表される」と述べた。
アストラゼネカとオックスフォード大学は今月に入り、これまでに確認された免疫効果に満足しているとの見解を表明。世界保健機関(WHO)のチーフ・サイエンティストは6月、開発が進められているワクチン候補の中で「AZD1222」が最も進んでいる可能性があるとの見方を示している。
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