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感染第2波メキシコ、新型コロナ死者3万5000人突破でイタリア抜き世界4位に 葬儀場データによる実態はその倍か?
ロイターのデータによると、メキシコの新型コロナウイルスによる死者の累計は12日に3万5000人を突破し、イタリアの死者数を超え、米国、ブラジル、英国に続き世界で4番目の数を記録した。写真はメキシコで6日撮影(2020年 ロイター/HENRY ROMERO)
ロイターのデータによると、メキシコの新型コロナウイルスによる死者の累計は12日に3万5000人を突破し、イタリアの死者数を超え、米国、ブラジル、英国に続き世界で4番目の数を記録した。
一方、ロペスオブラドール大統領は、国内の感染拡大は抑制されつつあるとの見方を示し、「保守的なメディア」が人々の警戒心を過度に高めていると批判した。
12日に死亡が確認された人は276人、新規感染者は4482人だった。死者は合計3万5006人、感染者は29万9750人に達した。イタリアの死者は3万4954人、感染者は24万3061人。
ロペスオブラドール氏はここ1週間、感染状況の報告を受けており、楽観視していると説明。「明るい報告で、好ましい。感染拡大は収束しつつあり、勢いを失っている」と自信を示した。
スタティスタによると、人口約1億2000万人のメキシコでは、100万人当たりの新型コロナ死者数は世界で16番目に多い。
ただ、当局は、ウイルス検査が限られていることから、実際の数字はこれよりもずっと多くなる可能性があると説明している。ロイターが5月に葬儀場のデータを基に分析した結果、死者数は現在報告されている数の倍に達する可能性がある。
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