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感染症対策WHO、コンゴのエボラ出血熱対応で米国と協力へ トランプの脱退表明以来の会談で
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は10日、コンゴ民主共和国(旧ザイール)のエボラ出血熱の流行に対し、米国と連携して対応したいとの考えを示した。ジュネーブで2月撮影(2019年 ロイター/Denis Balibouse)
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は10日、コンゴ民主共和国(旧ザイール)のエボラ出血熱の流行に対し、米国と連携して対応したいとの考えを示した。
テドロス事務局長はテレビ会議形式で実施された記者会見で、米国のアザー厚生長官と先週会談したとし、「アザー長官は特にエボラ出血熱での協力を確約した」と述べた。
ただこのことはWHOが米国から直接資金の提供を受けていることを示すものではないとし、「大切なのは米国との協力であり、資金ではない」と述べた。
テドロス氏とアザー氏の会談は、トランプ米大統領がWHOとの関係を断つと表明してから初めての高官レベルでの会談だったとみられている。
WHOはこのほか、新型コロナウイルス感染拡大について、中央・南アフリカ地域で対応のための機器などが不足しているとし、慢心せずに対応する必要があるとの認識を示した。
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