新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(7日現在)
■ニュージーランド、経済活動をほぼ平常化へ 財政赤字は長期に
ニュージーランドは来週にも、新型コロナウイルス感染拡大の警戒レベルを現在の「レベル3」から「レベル2」に引き下げ、経済活動のほぼ全面的な再開に踏み切る方針。アーダーン首相は国民に対し、警戒レベルを引き下げた場合でも社会的距離と衛生的な環境を維持するよう求めた。
■中国、貿易合意順守しない可能性 2週間以内に明らかに=トランプ氏
トランプ米大統領は6日、中国が1月に署名した第1段階の貿易合意を順守しない可能性があるとし、今後1─2週間中に中国が順守するか明らかにできるだろうと語った。
■トルコが新型コロナ感染制御と発表、再燃回避へ指針策定へ
トルコは6日、新型コロナウイルス感染が始まってから2カ月を経て、感染を制御したと発表した。今後は感染拡大の再発を回避するため、新たな社会生活とビジネス活動の指針を確立していくという。
■米カーニバル傘下プリンセス・クルーズ、夏いっぱい運航休止
クルーズ世界最大手の米カーニバル傘下のプリンセス・クルーズ社は6日、今夏の終わりまで運航休止を続けると発表した。ハワイやフランス領ポリネシアに向かう船や、日本発のダイヤモンド・プリンセス号も含まれる。
■中国の吉利汽車、4月の販売台数は前年比2%増 国内市況が回復
中国自動車メーカーの吉利汽車<0175.HK>は6日、4月の販売台数が前年同月比2%増の10万5468台だったと発表した。
■米小型株が急上昇、米経済全体の回復に期待
米国の小型株が大幅上昇しており、米株式市場全体の反発も継続するとの期待が広がっている。
■トランプ米大統領、食肉加工産業の反トラスト調査を司法省に要請
トランプ米大統領は6日、司法省に対し、食肉加工産業が反トラスト法(独占禁止法)に違反していないか調査を実施するよう要請したことを明らかにした。食肉価格に乖離が生じていることが背景。
■豪NSW州とビクトリア州、10日の「母の日」も行動規制を維持
オーストラリアのニューサウスウェールズ州(NSW)とビクトリア州は7日、新型コロナウイルス感染防止のための行動規制を今週末10日の「母の日」も維持する方針を示した。
■米ハリバートン、本社従業員の22%を削減 原油価格暴落に対応
米石油サービス会社ハリバートンはヒューストンにある本社の従業員の22%に当たる約1000人を削減した。原油価格の暴落に対応した措置。同社の広報担当が6日、明らかにした。
■米共和党議員、WHOなど国際機関への拠出見直し求める法案提出
米上院外交委員会のジム・リッシュ委員長など5人の共和党議員は6日、世界保健機関(WHO)を含む国際機関への拠出の見直しを求める法案を提出した。トランプ政権が新型コロナウイルス流行への対応を巡りWHOへの資金拠出を停止したことを受けた。
■米フォードの中国法人2社、4月の販売が前年比プラスに
米自動車大手フォード・モーターが中国で展開する合弁など2社の4月の販売が前年比プラスになったことがわかった。中国市場が新型コロナウイルスの影響から回復しつつあることがうかがえる。
■インドの4月サービスPMIは5.4、統計開始以来最低に
日本経済新聞社とIHSマークイットが発表した4月のインドのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)は5.4と、3月の49.3から急低下し、統計開始以来となる大幅な落ち込みを記録した。
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