新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(25日現在)
■米大統領補佐官、コロナ巡る「隠蔽」は中国版チェルノブイリと指摘
オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は24日、中国の新型コロナウイルス感染拡大への対応について、旧ソ連による1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故と同じような情報隠蔽があったとの見方を示した。
■米、ブラジルからの入国制限 新型コロナ感染対策で
米ホワイトハウスは24日、過去14日間にブラジルに滞在した外国人の入国を禁止すると発表した。ブラジルで新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受けた措置。永住権保持者や米国市民の近親者、航空便の乗務員などは対象外となる。
■中国の銀行セクター、通年利益は横ばいか減少も=人民銀行
中国の銀行セクターは第1・四半期に利益が増加したものの、新型コロナウイルスの感染拡大が経済にさまざまな問題をもたらしていることから、今年全体では利益が横ばいか、場合によっては減益になる恐れがある――。中国人民銀行(中央銀行)の調査部門は24日、こうした見解を明らかにした。
■スペイン、7月から観光客受け入れ サッカー1部リーグも6月に再開
スペインのサンチェス首相は23日、7月から外国人観光客を再び受け入れる方針を示すとともに、サッカー1部リーグの試合を無観客で6月8日から再開する計画を明らかにした。
■中国、コロナがなければ成長率目標約6%に設定できた=国家主席
中国の習近平国家主席は、新型コロナウイルス感染症の流行が起きなければ、中国は今年の成長率目標を約6%に設定できていただろうと述べた。国営メディアが23日報じた。
■米国、新型コロナ対策で時間を無駄にすべきではない=中国外相
中国の王毅国務委員兼外相は24日、米国に対し新型コロナウイルス対策で時間を無駄にすべきではないと主張、虚偽の情報を広めたり中国を攻撃するのではなく、感染対策で中国と協力すべきだと述べた。
■G7サミットは6月末に通常形式で開催へ=米大統領補佐官
オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は24日、主要7カ国首脳会議(G7サミット)が6月末に通常通り、各国首脳が集まる形で開催されるとの見通しを示した。
■日産、約30億ドルの追加コスト削減を計画=WSJ
日産自動車<7201.T>は、昨年7月に発表した30億ドルのコスト削減に追加し、約30億ドルを削減する計画。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が計画に詳しい関係者の話として報じた。
■メインストリート融資、今週応募開始へ─ボストン連銀総裁=CBS
米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は24日、米CBSの番組で、連邦準備理事会(FRB)の中小企業向け「メインストリート融資制度」が今週、申請受け付けを開始し、翌週に融資を始める見通しだと明らかにした。
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