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パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(12日現在)

2020年5月12日(火)13時28分

米ホワイトハウスが大統領執務室などがあるウエストウイング(西棟)で勤務するスタッフに対し、自身の席に付いている時以外は常時マスクを着用するよう命じたと、政府高官が11日明らかにした(2020年 ロイター/KEVIN LAMARQUE)

■米シェール開発2社が減産計画、コンチネンタルは6月の販売停止

シェール開発を手掛ける米石油・天然ガス会社コンチネンタル・リソーシズとキャロン・ペトロリアムは11日、それぞれ減産計画を発表した。業界では、新型コロナウイルス危機で燃料需要が減退し、石油価格も急落する中で既に減産の動きが相次いでいる。

■印自動車販売、今年度は新型コロナで最大45%減も=業界団体

インド自動車工業会(SIAM)は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を理由に、今年度(4月1日開始)の販売台数が最悪の場合、前年比最大45%落ち込む可能性があると警告した。

■メキシコ、ぺメックス支援で財政悪化なら格下げも=S&P

S&Pグローバル・レーティングは11日、メキシコのソブリン格付けについて、国営石油会社ペメックスなど国内エネルギー業界で債務が拡大すれば財政が圧迫され、格下げにつながる可能性があるとの見方を示した。

■欧州で自転車通勤奨励の動き、封鎖緩和後の混雑回避を模索

欧州各国が新型コロナウイルスの感染抑止のため導入したロックダウン(都市封鎖)の緩和に乗り出し、公共交通機関の混雑を回避しつつ仕事を再開する方法を模索する中、大都市では自転車の役割が拡大する可能性がある。

■米ツイッター、新型コロナの誤情報にラベルや警告文

短文投稿サイト運営の米ツイッターは11日、新型コロナウイルスに関する誤情報や、真偽の怪しい情報の投稿に、ラベルと警告メッセージを表示する措置を発表した。ゆくゆくは、他の話題に関する誤情報への対策にも活用していく方針。

■4月の豪企業景況感指数はマイナス34に低下、信頼感はやや回復

ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)が発表した4月の豪企業景況感指数はマイナス34となり、3月のマイナス22からさらに低下した。新型コロナウイルス感染抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)により、売上・利益・雇用が打撃を受けた。

■米アンダーアーマー、第1四半期赤字 来期も売上高60%減を予想

米スポーツ用品小売アンダーアーマーが11日発表した第1・四半期決算は売上高が前年同期比23%減の9億3020万ドルと、アナリスト予想の9億4900万ドルを下回る大幅減収となった。純損益は5億8970万ドル(1株当たり1.30ドル)の損失と、赤字に転落した。前年同期は1株当たり0.05ドルの黒字だった。

■中国の新型コロナ新規感染者は1人だけ、前日の17人から減少

中国国家衛生健康委員会の12日の報告によると、中国本土で11日に新たに確認された新型コロナウイルス感染者は1人だけとなり、前日の17人から減少した。

■ブラジル、ジムや理髪店の営業を許可 感染者・死者数は大幅増

ブラジルのボルソナロ大統領は11日、ジムと理髪店を不可欠なサービスと認定、営業継続を許可した。国内で新型コロナウイルスの感染者と死者数が大幅に増加する中、外出規制を緩和した。

■スウェーデン中銀の利下げ判断、予想インフレ率が鍵に=副総裁

スウェーデン中央銀行のペール・ヤンソン副総裁は11日、利下げの是非を判断する上で、国内の長期的な予想インフレ率の急低下が主因になるとの見方を示した。

■米レンタカー大手ハーツ、事業存続能力に疑念示す 株価下落

米レンタカー大手ハーツ・グローバル・ホールディングスは11日、継続企業の前提(ゴーイング・コンサーン)に疑問が生じたと明らかにした。新型コロナウイルス流行の打撃を受ける中、コスト削減を通じてデフォルト(債務不履行)回避を目指すが、株価は引け後の時間外取引で4%下落した。


【関連記事】
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