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感染症新型ウイルス、中東4カ国で感染初めて確認 イランから拡大
中東のクウェート、バーレーン、オマーン、イラクの4カ国で24日、新型コロナウイルスの感染が初めて確認された。4カ国で確認された感染者は全員、イランへの渡航歴があった。 イラクのナジャフ空港で21日撮影(2020年 ロイター/ALAA AL-MARJANI)
中東のクウェート、バーレーン、オマーン、イラクの4カ国で24日、新型コロナウイルスの感染が初めて確認された。4カ国で確認された感染者は全員、イランへの渡航歴があった。
オマーンではイランから帰国したオマーン国籍の女性2人の感染を確認。同国はこの日、イランに向かう航空便の運航をすべて停止した。
イラクは中南部のナジャフでイランの神学生1人の感染を確認。この学生はイラクが自国民以外のイランからの入国を禁止する前に入国していた。
クウェートでは、イランのマシュハドから22日に退避させた自国民700人のうち、3人の感染を確認。当局はクウェート国籍の53歳男性とサウジアラビア国籍の61歳男性の感染を発表。3人目の感染者は年齢が21歳で国籍は不明としている。
バーレーンではイランから帰国したバーレーン国籍の人物の感染が確認された。
イランではこれまでに61人の感染を確認。感染による死者は12人。こうした中、アラブ首長国連邦(UAE)は24日、自国民のイランとタイへの渡航を禁止した。UAEでは1月28日以降、13人の感染が確認されている。
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