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感染症横浜クルーズ船からの乗客下船、19日は約500人
新型コロナウイルスの集団感染が発生し、横浜に接岸しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号から乗客の下船が始まった。(2020年 ロイター/Kim Kyung-hoon)
新型コロナウイルスの集団感染が発生し、横浜に接岸しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号から乗客の下船が始まった。検査で陰性が確認された人が対象で、3日に分けて下船する。この日は約500人が船を下りる見通し。
ダイヤモンド・プリンセスには当初、約3700人の乗客と乗員が乗船。香港で下船した男性の感染が発覚し、横浜に到着後、2週間検疫のため待機していた。これまでに540人以上の感染が確認されている。
治療が必要な人や高齢者、疾患を持つ人、政府チャーター機で帰国した米国人などがすでに下船したが、3000人近くが船内に残っている。
19日午前に会見した菅義偉官房長官は、感染拡大防止の対応が十分ではなかったと批判があることについて、「2月5日以降、感染を予防する行動を徹底しつつ、船体全体の感染リスクを下げた上で、症状のある人や高齢者など優先度の高い人から検査をすすめ、乗員乗客の健康確保に最大限配慮して対応してきた」と語った。
*内容を追加しました。
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