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新型肺炎米J&J、新型コロナウイルスのワクチン開発に着手 エボラ出血熱の技術応用
米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は29日、感染が拡大している新型コロナウイルスに対するワクチンの開発に着手したと発表した。ニューヨーク証券取引所でで昨年9月撮影(2020年 ロイター/BRENDAN MCDERMID)
米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は29日、感染が拡大している新型コロナウイルスに対するワクチンの開発に着手したと発表した。
J&Jはエボラ出血熱のワクチン開発に利用した技術を応用。また、新型コロナウイルスへの対応策の研究のために、エイズ(後天性免疫不全症候群)を引き起こすヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症治療薬の「プレジコビックス」を中国に寄付することも明らかにした。
中国の湖北省武漢市を発生源とする新型コロナウイルスによる肺炎による死者数は中国国内で28日時点で132人。感染者は5974人となった。感染は中国国外にも広がっており、10以上の国や地域で感染が報告されている。中国以外では死者は出ていないが、ドイツ、ベトナム、台湾、日本では人から人への感染が確認され、警戒感が強まっている。
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