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中国の肺炎対策は(今のところ)合格点

2020年1月20日(月)11時40分
ダニエル・ルーシー(ジョージタウン大学非常勤教授)、アニー・スパロウ(マウント・サイナイ医科大学助教)

過去に例のないコロナウイルスを原因とする肺炎が発生したのは、SARSとMERSに続き今回が3回目。これまでの状況を見る限り、武漢肺炎がSARSやMERSほど広く拡散する可能性は低そうだ。しかしどんな疾病も、初期の段階で流行のレベルを正確に予測するのは難しい。

今後もさまざまな形で、新型の感染症は登場するだろう。中国と香港は今回優れた初動態勢を見せたが、グローバルなレベルで予防を徹底するためには、タイムリーかつ全面的な情報共有が不可欠だ。

究極の理想は、この種の感染症に永久に終止符を打つ、万能コロナウイルスワクチンが開発されることだろう。

From Foreign Policy Magazine

<2020年1月28日号掲載>

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2020年1月28日号(1月21日発売)は「CIAが読み解くイラン危機」特集。危機の根源は米ソの冷戦構造と米主導のクーデター。衝突を運命づけられた両国と中東の未来は? 元CIA工作員が歴史と戦略から読み解きます。

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