【動画】NBAがコービー・ブライアントに捧げた唯一無二の追悼ジェスチャー
Watch Kobe Bryant Tributes, From 'Kobe' Chants to the '24' Second Clock
2007年、上海でファン・イベントに参加したときのブライアント Aly Song-REUTERS
<レジェンドの不慮の死を知った直後のNBAの試合で、選手たちはブライアントのためだけのスペシャルな別れの告げ方をした>
NBAの元スーパースター、コービー・ブライアント(41)が事故死した日、スポーツ界は偉大なアスリートの訃報を聞いて悲しみに沈んだ。
1月26日(日)の朝、ブライアントと娘のジアナ(13)が乗っていたヘリコプターがロサンゼルス郊外に墜落し、搭乗していた9人全員が死亡した。
同日午後、サンアントニオ・スパーズのホーム、テキサスのAT&Tセンターで行われたスパーズ対トロント・ラプターズ戦では、両チームが相談の上、試合開始のジャンプボールに勝ったほうは24秒ショットクロック(攻撃側のチームは24秒以内にリングにボールを当てなければならないルール)を守らずにドリブルで時間を使い切ることで合意。最初にボールを得たラプターズの選手は、24秒間シュートを打つことなくバイオレーション(反則)のコールを受けた。ロサンゼルズ・レイカーズでプレイしていたときのブライアントの背番号「24」と「24秒ルール」を掛けたユニークな追悼のジェスチャーだ。
両チームの合意はここまでだったが、次にボールを受けたスパーズがフロントコートまでボールを運ぶと、ヘッドコーチのグレッグ・ポポヴィッチの指示によって、スパーズもやはりシュートを打たずにショットクロックを使い切った。
観客はバイオレーションがコールされるたびに手を叩いて立ち上がり、会場は「コービー、コービー!」の大合唱に包まれた。
Both the @Raptors and the @spurs ran out the 24-second shot clock on their first possession of the game in honour of Kobe Bryant. pic.twitter.com/JhD8XVUGFo
— Sportsnet (@Sportsnet) January 26, 2020
アメリカン・フットボール界も、NBAのレジェンドの突然の死を悼んだ。フロリダ州オーランドで行われたNFLプロボウルでは、キャンピングワールドスタジアムの大スクリーンにブライアントの姿が映し出され、選手とファンが共に黙祷を捧げた。
A moment of silence held here at the Pro Bowl to honor Kobe Bryant, followed by chants of "Kobe" pic.twitter.com/AWy62mirtO
— Omar Ruiz (@OmarDRuiz) January 26, 2020
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