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英ブレグジット後へ備え 内務省が科学者勧誘に「ファストトラックビザ」発給拡大

2019年12月24日(火)11時10分

英内務省は23日、欧州連合(EU)離脱後に優秀な研究者を勧誘する政府の計画の一環として、ファストトラックビザを発給する科学者と研究者の数を現在の62人から120人余りに増やすと発表した。写真はブレグジットに賛同する市民。12月20日、ロンドンで撮影(2019年 ロイター/Tom Nicholson)

英内務省は23日、欧州連合(EU)離脱後に優秀な研究者を勧誘する政府の計画の一環として、ファストトラックビザを発給する科学者と研究者の数を現在の62人から120人余りに増やすと発表した。

パテル内相は「英国が今後もイノベーションの最前線であり続けるために、世界から最も優秀な人材を引き付ける入国管理制度が必要だ」と述べた。

ジョンソン首相は8月、英国の人材不足に対応するため科学者に関する入国管理法を緩和すると約束している。

英国は来年1月31日にEUを離脱し、その後11カ月の移行期間に入る。ジョンソン首相は移行期間の延長を法律で禁じる方針を固めている。

[ロイター]


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