最新記事

セレブ

私生活を見せないスター、キアヌ・リーブスについに春が来た?

Has Keanu Found “The One”?

2019年11月23日(土)14時30分
ラチェル・ハンプトン(スレート誌)

私生活を見せなかったキアヌがアーティストのアレクサンドラ・グラント(左)と手をつないで登場 STEVE GRANITZEーWIREIMAGE/GETTY IMAGE

<ハリウッドきっての好人物で実力者......リーブスの数十年ぶりの恋人報道に世間は騒然>

映画『ジョン・ウィック』シリーズで再びスターの座を不動のものにしたキアヌ・リーブス(55)。どうやら彼は、数十年ぶりに恋人の存在を認める気になったらしい。

11月初め、ロサンゼルス・カウンティー美術館(LACMA)で行われたLACMAアート+フィルム・ガラのレッドカーペットに、アーティストのアレクサンドラ・グラント(46)を伴って登場したのだ。約10年来の友人だったという2人の関係が公になると、ファンはたくさんの祝福を送り、ちょっぴり涙した。

1999年に娘を死産で失い、2001年にはその母親だった元恋人が事故死して以来、キアヌは私生活について口を閉ざしてきた。芸能ポッドキャスト「サースト・エイド・キット」の司会者ビム・アデウンミとニコール・パーキンズに、スレート誌ラチェル・ハンプトンが話を聞いた。

***


――今回のニュースを聞いたとき、最初にどう思った?

<パーキンズ>キアヌの名前をツイッターのトレンドワードで見つけ、正直ヒヤッとした。トラブルか事故か、と思ったから。で、長年のビジネスパートナーと手をつないだ画像にショックを受けたけど、だんだん祝福の気持ちになった。

<アデウンミ>私はロマンチストだから、好きなセレブの恋愛話は大歓迎。「やったね、キアヌ!」と思った。

――人気スターが交際を公表する多くの場合と比べて、なぜこんなに歓迎されたのか?

<パーキンズ>ハリウッドきっての「いい人」だから。ファンやスタッフから出入り業者にまで、親切で誠実に対応することで知られている。人気が出ると不都合な事実が暴露されるセレブは多いけど、キアヌには失望したことがない。

<アデウンミ>彼は品があって謙虚な善人。しかも相手は20代の若手とかではない。今の時代、これはかえって新鮮だ。

――彼が人前で恋人を見せたのは数十年ぶりだが。

<パーキンズ>真剣に思っているからだろう。彼はパパラッチや熱狂的なファンがどんなものか分かっている。それでもオープンにしたのは、パートナーがマスコミやファンに対処でき、2人の関係は揺るがないと考えたからだ。

<アデウンミ>キアヌは私生活を大事にする。出演作の宣伝が終わると、いつも姿を消してしまう。だから、手つなぎなんていう50年代風な愛情表現でも、公式の場でするのは彼にとって大きな意味がある。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、米軍のガザ派遣にコミットせず 「所有」

ワールド

トランプ氏「誰もが気に入る」、波紋広がる「中東のリ

ビジネス

ECB政策金利、いずれ2%に到達する必要=ポルトガ

ビジネス

米24年12月貿易赤字、984億ドルに拡大 輸入額
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:中国経済ピークアウト
特集:中国経済ピークアウト
2025年2月11日号(2/ 4発売)

AIやEVは輝き、バブル崩壊と需要減が影を落とす。中国「14億経済」の現在地と未来図を読む

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 2
    「体が1日中だるい...」原因は食事にあり? エネルギー不足を補う「ある食品」で賢い選択を
  • 3
    教職不人気で加速する「教員の学力低下」の深刻度
  • 4
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 5
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 6
    マイクロプラスチックが「脳の血流」を長期間にわた…
  • 7
    【USAID】トランプ=マスクが援助を凍結した国々のリ…
  • 8
    「僕は飛行機を遅らせた...」離陸直前に翼の部品が外…
  • 9
    AIやEVが輝く一方で、バブルや不況の影が広がる.....…
  • 10
    足の爪に発見した「異変」、実は「癌」だった...怪我…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 4
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 5
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 6
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 7
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 8
    「体が1日中だるい...」原因は食事にあり? エネルギ…
  • 9
    老化を防ぐ「食事パターン」とは?...長寿の腸内細菌…
  • 10
    足の爪に発見した「異変」、実は「癌」だった...怪我…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 5
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 8
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 9
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 10
    失礼すぎる!「1人ディズニー」を楽しむ男性に、女性…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中