東京五輪へ向けロシアのドーピング隠し?ハッカー集団が関連スポーツ機関を攻撃
Microsoft Warns Anti-Doping Organizations Against Russian Hackers
2019年10月30日(水)17時30分
ロシアのスポーツ相パベル・コロブコフは、「この食い違いはいったいどういうことで、何が関係しているのか?」と困惑を示す。「双方のデジタル技術の専門家は、すでに協力体制にある。こちらとしては、考えうるあらゆる支援を続けていく」
ストロンチウムはこれまでもハッカー攻撃を行なっており、2018年にはアメリカ司法省が7人を告発した。「ロシアにおける国家ぐるみのドーピングを明るみに出した国際的な反ドーピング組織や関係当局の取り組みについて、その権威を失墜させようとしたほか、世界中のアスリートが禁止薬物やパフォーマンス向上薬物を使っていると主張して、アスリートたちの名誉を傷つけようと試みた」というのがその理由だ。
告発された7人は、いずれも逮捕されていない。
(翻訳:ガリレオ)
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