温暖化に抵抗する新ムーブメント「絶滅への反逆」が世界で一斉デモ
Extinction Rebellion Groups Hold Worldwide Climate Change Protests
今年もXRは10月7日から大規模な抗議デモを始め、世間を騒がせている。ガーディアン紙によれば、8日朝には活動家がロンドン中心部でデモを行った。ニューヨークでは、ウォール街にある雄牛のブロンズ像に血のりを浴びせる騒ぎもあった。
XRの英米支部は共通の基本原則を掲げている。非暴力的な手段で変化を起こすこと、将来の世代にふさわしい世界をつくること、そして総人口の3.5%にあたる動員数を目指すこと、などだ。
ニューヨーク市警のニック・エフグレーブ副総監は、XRが組織するような大規模な抗議デモは、警察の取り締まりを困難にすると懸念する。
XRは10月20日まで大規模デモを続ける計画だ。
(翻訳:森美歩)
※10月15日号(10月8日発売)は、「嫌韓の心理学」特集。日本で「嫌韓(けんかん)」がよりありふれた光景になりつつあるが、なぜ、いつから、どんな人が韓国を嫌いになったのか? 「韓国ヘイト」を叫ぶ人たちの心の中を、社会心理学とメディア空間の両面から解き明かそうと試みました。執筆:荻上チキ・高 史明/石戸 諭/古谷経衡