最新記事

メラニア・トランプ

夜にサングラスは変だ! で、またもや浮上したメラニア「影武者」説

2019年8月29日(木)18時11分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

G7の記念撮影の場で、カナダのトゥルドー首相とあいさつを交わすメラニア Christian Hartmann―REUTERS

<G7から帰国したトランプの妻メラニアは、夜なのになぜかサングラス姿。何か理由があるはずだ。きっと顔を隠したいんだ。本物のファースト・レディじゃないから!>

貿易問題、イラン、香港......と、幅広い分野について議論が交わされた先進7カ国首脳会議(G7サミット)を終えたドナルド・トランプ米大統領。環境問題でホスト国フランスとの立場の隔たりが改めて鮮明になるなど、国際協調を重視しないその姿勢はG7として初めて包括的な文書の発表ができない事態を招く一因になったと指摘されている。

だがエアフォース・ワンから降り立ち、ホワイトハウスへと帰ってきたトランプ夫妻の姿を見た米国民が注目したのは、アメリカ・ファーストを貫いた大統領ではなく、その隣のファースト・レディの姿だった。その時のメラニアの服装は、シックなネイビーのセーターと白のパンツに、こちらも白のクリスチャン・ルブタンのフラットシューズ、そしてサンローランの大振りなサングラス。カジュアルだが気品を感じさせる完璧な着こなしに思える。

だが問題は、それが真っ暗な夜だったことだ。こんな夜にサングラスをしているのはなぜ? ネットはざわついた。ツイッターでは、多くのユーザーがこうつぶやいた。「あれはメラニアじゃない」


実は以前から、メラニアには「影武者がいる」という説がまことしやかにささやかれ続けている。今回、その影武者が再び我々の目の前に現れた、と彼らは言うのだ。暗いのにサングラスをしているのは、顔の微妙な違いを隠すためだという。

「(トランプとの)身長差に注目すると、あの女性はメラニアより背が低い。顔は同じにできなかったんだ。それしか夜にサングラスをかける理由は考えられない」「あのメラニアが偽物じゃないというなら、なぜ夜にサングラスなんかかけるんだ?」といった書き込みが、ツイッターには溢れた。普段はそびえたつように高いヒールの靴を好む彼女が、フラットシューズを履いているのも怪しいという。

さかのぼれば、メラニア影武者説は17年10月にハリケーン被害について語るトランプのニュース映像が流れた際、その隣に立つ姿がどうも不自然だということでSNSを中心に広まったようだ。これを米英のメディアが取り上げ、ときに真面目に議論することですっかり米国民にはおなじみのネタになった。

よく言われるのは、トランプとメラニアの夫婦仲が良くなく、ファースト・レディとして参加すべき場でもメラニアが拒否するので、仕方なく「そっくりさん」を黙って立たせておいているという説だ。過去の外遊中、トランプが歩きながらメラニアと手をつなごうとしたのに、これを彼女が払いのけたように見える動画が広まったことなども、この説に信憑性をもたせている。

それに今回のG7では、各国首脳とファースト・レディが並んだ際に、メラニアがトランプと手をつないだままで隣に立つカナダのジャスティン・トゥルドー首相と談笑し、あいさつのキスをする場面があった(冒頭の写真)。これに絡めて、サングラス姿の影武者が必要だったのは、本物の「メラニアがトゥルドーの飛行機に飛び乗っていってしまった」からだ、とするツイートも見られた。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米民主上院議員、トランプ氏に中国との通商関係など見

ワールド

対ウクライナ支援倍増へ、ロシア追加制裁も 欧州同盟

ワールド

ルペン氏に有罪判決、次期大統領選への出馬困難に 仏

ビジネス

金、3100ドルの大台突破 四半期上昇幅は86年以
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 2
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者が警鐘【最新研究】
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 4
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 5
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 6
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 7
    3500年前の粘土板の「くさび形文字」を解読...「意外…
  • 8
    メーガン妃のパスタ料理が賛否両論...「イタリアのお…
  • 9
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 10
    「関税ショック」で米経済にスタグフレーションの兆…
  • 1
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 5
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 6
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 7
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 8
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 9
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 10
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中