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環境問題インド、使い捨てプラスチックを「作らず・使わず・輸入せず」 ガンジー誕生日から
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インドは、独立の父マハトマ・ガンジーの誕生日である10月2日から、使い捨てプラスチック対策としてこれまでで最も厳しい措置を講じる。写真は潰したブラスチックのボトル。インドのアフマダーバートにあるリサイクル工場で昨年11月撮影(2019年 ロイター/Amit Dave)
インドは、独立の父マハトマ・ガンジーの誕生日である10月2日から、使い捨てプラスチック対策としてこれまでで最も厳しい措置を講じる。具体的には、ポリ袋やプラスチック製のカップ、ストローなど6品目を全国的に使用禁止にする。
2人の当局者が匿名で明らかにした。インドの都市や村は、使い捨てプラスチックの汚染が世界最悪水準とされている。
当局者の1人は、「禁止措置は包括的なもので、これら品目の製造、使用、輸入が対象となる」と述べた。
この動きを主導する環境省と住宅都市省は、コメントを求めたロイターの電子メールに返信していない。
モディ首相は、2022年までに使い捨てプラスチック製品を廃止する取り組みを進めている。8月15日の独立記念日の演説で国民と政府機関に対し、10月2日にインドを使い捨てプラスチックから解放するための「大きな一歩を踏み出す」よう呼び掛けていた。
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