ディカプリオがアマゾン火災のため500万ドル調達 他のセレブも続々と
DiCaprio's Organization Raises $5M for Amazon Fires
地球を救うため立ち上がったディカプリオ Mario Anzuoni-REUTERS
<地球の大きな酸素供給減であるアマゾン川流域の熱帯雨林が危ないとすれば、それは他人事ではないと、超セレブたちが訴え>
オスカー俳優で環境保護活動家のレオナルド・ディカプリオは8月18日、ブラジルの熱帯雨林アマゾンで燃え広がる火災の消火に役立てるため500万ドルを調達したことを、自身のインスタグラムで発表した。
ディカプリオが立ち上げた自然保護団体「アース・アライアンス」は、アマゾンで消火活動を支援している5つの地元組織にその資金を寄付した。アース・アライアンスは、ビジネス投資家で慈善家でもあるローレン・パウエル・ジョブズ(故スティーブ・ジョブズの妻)ならびに起業家ブライアン・シェスとディカプリオが共同で創設した団体だ。
ディカプリオは8月16日、インスタグラムで次のようにコメントした。「ブラジルの熱帯雨林アマゾンは、原住民100万人と動植物300万種にとってのふるさとだ。そのアマゾンが今、2週間以上にわたって燃え続けている。ブラジルのアマゾンでは、今年に入ってから7万4000件もの火災が発生した。昨年同時期と比較して84%も増えたという驚くべき数字だ」
さらにこう続けた。「アマゾンは、私たちの祈り以上のものを必要としている」
「地球の肺が火事だ」から始まるディカプリオの訴え
アマゾン火災に懸念を示し、寄付を行うセレブはディカプリオだけではない。なかには、ブラジル大統領ジャイル・ボルソナロが火災の影響を軽視していると非難するセレブもいる。
「世界的な」緊急事態
歌手マドンナはインスタグラムにこうコメントした。「ボルソナロ大統領、お願いだから政策を変更して、あなたの国だけでなくこの地球全体を助けてほしい。この地を守ることよりも大事な経済発展など存在しない。私たちは目を覚まさなくてはならない!!」
リアリティ番組スターのキム・カーダシアンは、ディカプリオが投稿したのと同じ画像にキャプションを添えて投稿した。「どうやって手助けしたらいいのか、わかる人はいる?」
「United Nations(国連)」にタグ付けするようファンに強く求めたのはR&Bシンガーのミゲル。「ブラジルやアマゾンのために祈るんじゃない。自分自身のために祈ろう。これは『世界的な』緊急事態であり、全人類の安全に影響を及ぼすものだ。@unitednationsとタグ付けして投稿しよう」