アメリカは「いざとなれば瞬時にイランを破壊できる」
U.S. Navy Would 'Stomp and Destroy' Iran 'In a Heartbeat': GOP Congressman
アメリカとイランの関係は何十年も前から険悪だが、2018年5月にトランプ政権がイラン核合意からの離脱を一方的に表明して以降、緊張はさらに高まっている。米政府は、核合意が成立したときに解除した厳しい経済制裁を再開(EU(欧州連合)、ドイツ、フランス、イギリス、中国、ロシアとアメリカのバラク・オバマ前政権が署名したイラン核合意は、イランが核の能力を削減するのと引き換えに制裁の緩和を約束していた)。
アメリカ以外の核合意参加国は引き続き合意を順守していたが、イランの指導部は5月、これらの国々に対し、アメリカの制裁による損失を埋める措置が取られなければ、義務の履行を停止すると警告した。
一方のトランプ政権は、イランからのいかなる脅威にも対応すべく、米兵1500人の追加派遣など、中東地域の軍事力を増強。軍事的な緊張が高まっている。
イランのジャバド・ザリフ外相は6月10日、こう警告している。「誰が我が国との戦争を始めようと、その戦争の幕引きをするのはその者たちではないだろう」
(翻訳:森美歩)
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