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ウィキリークス

逮捕劇で再び動き出した、ウィキリークス第2章

Julian Assange’s Legal Trouble, Explained

2019年4月18日(木)11時00分
イライアス・グロル

なぜ今逮捕されたのか?

エクアドル大使館に6年半も立てこもるうち、アサンジは何とも厄介な「居候」と化した。

まず滞在費用はエクアドル持ちだが、これが結構な負担になる。世界の大半の国々を敵に回した男を保護下に置いていれば、思わぬ外交摩擦も生じる。

しかもアサンジは衛生観念が乏しく、大使館員は大いに迷惑を被っていた。お荷物扱いされるようになったアサンジは、トイレで用を足した後始末をちゃんとすること、他国の内政に干渉しないことなどを約束させられ、誓約書に署名した。

モレノがついに堪忍袋の緒を切らしたのは、自身と妻のアカウントがハッキングされ、盗まれた文書が政敵の手に渡ったためだ。政敵は文書を基にモレノと中国企業との疑わしい取引を告発。ウィキリークスがこの1件をツイッターで世界中に広め、モレノの顔に泥を塗った。

From Foreign Policy Magazine

<本誌2019年04月23日号掲載>

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※4月23日号(4月16日発売)は「世界を変えるブロックチェーン起業」特集。難民用デジタルID、分散型送電網、物流管理、医療情報シェア......「分散型台帳」というテクノロジーを使い、世界を救おうとする各国の社会起業家たち。本誌が世界の専門家と選んだ「ブロックチェーン大賞」(Blockchain Impact Awards 2019)受賞の新興企業7社も誌面で紹介する。

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2025年1月21日号(1月15日発売)は「トランプ新政権ガイド」特集。1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響を読む


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