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SNSNZ銃乱射テロの犯行映像拡散、ソーシャルメディアに厳しい視線
15日、ニュージーランド(NZ)のモスク銃乱射事件の模様とされる動画がライブ配信され、拡散したことを受け、フェイスブック、ツイッター、アルファベット傘下グーグルのソーシャルメディア大手が厳しい視線を浴びている。写真は2015年12月に撮影(2019年 ロイター/Dado Ruvic)
ニュージーランド(NZ)のモスク銃乱射事件の模様とされる動画がライブ配信され、拡散したことを受け、フェイスブック、ツイッター、アルファベット傘下グーグルのソーシャルメディア大手が厳しい視線を浴びている。
モスク2カ所で49人が死亡した事件の模様とみられる映像は、フェイスブックで生中継され、その後他のプラットホームでユーザーらが共有したとされる。ロイターは、映像の信ぴょう性を確認できなかった。
事件発生から数時間たった後も、「インスタグラム」「ワッツアップ」のほか、フェイスブック、ツイッター、アルファベットの「ユーチューブ」で視聴可能と指摘される。
英国のジャビド内相はツイッターで、ユーチューブ、グーグル、フェイスブック、ツイッターに対し、暴力的過激主義阻止に向けた追加策を求め、「もうたくさんだ」とつづった。
事件後、フェイスブックやツイッター、ユーチューブは動画の削除に動いていると説明した。
フェイスブックは「ライブ配信が始まった直後、フェイスブック上の動画について警察から連絡が入り、実行犯のフェイスブックとインスタグラムのアカウントや動画をいずれも直ちに削除した」「犯罪や実行犯らを称賛したり支持したりする投稿も、察知し次第除去している」と投稿した。
ツイッターは「緊急・非常事態に対応すべく、厳格なプロセスと専門チーム体制」を整えていると説明。「必要に応じて法執行当局の捜査に協力する」としている。
ユーチューブは「暴力的な映像除去に向け、油断なく取り組んでいることを知って欲しい」と理解を求めた。
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