最新記事

少年犯罪

12歳の少年が6歳の妹をレイプ「ゲームと同じにしたかった」

Boy Raped 6-Year-Old Sister After Watching Video Game Sex Scenes

2019年3月7日(木)18時58分
マドハール・デイブ

NYの街に張り出されたGTAの広告。性的に過激なシーンもあって18禁になっている Mike Segar-REUTERS

<少年は両親の目が届かないところで妹を何度も襲った>

英イングランドで、12歳の少年が6歳の妹をレイプする事件があった。犯行動機は、人気ゲーム「グランド・セフト・オート」(GTA)のセックスシーンを再現したかったから。

イングランド南西部スウィンドン出身のその少年は、両親が就寝中か別の部屋にいる間に、居間や寝室で妹を何度も襲った。クリスマスの日にもレイプした。

GTAで性的なシーンを見た後、同じことをやりたくなって、別の幼い兄弟がいる室内で妹を襲ったケースもあった。米ゲーム制作会社が発売したGTAシリーズはリアルな映像や巧みなストーリー展開が受けて世界中で大ヒットしたが、暴力や犯罪シーンが多いため、欧州の基準で「18禁」ゲームに指定されている。

少年がどのシーンを再現したのかは明らかになっていないが、ゲームの中でプレーヤーが売春婦を買い、いろいろな性行為を行えることは以前から問題視されていた。

妹の口から発覚

ラッセル・パイン検察官によれば、事件が明るみに出たきっかけは、「抱き合う」「擦り寄る」などの行為をお兄ちゃんにさせられたと、妹が友達に打ち明けたことだった。「その友達はそれを先生に伝えた。先生曰く、(被害者である)女児はそれまで塞ぎ込んだ様子だったが、すべてを打ち明けた後はずいぶん明るくなったという」

少年は警察の取り調べに対し、当初は容疑を否認したが、すぐに認めた。少年はゲームでセックスシーンを見て、実際にやればどんな感じがするか試してみたくなったのだと、パインは法廷で証言した。

少年は妹に対するレイプ罪3件と、少女を性行為に誘った罪1件で起訴された。起訴状が読み上げられたとき、母親も傍聴席にいた。少年は全面的に有罪を認めた。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

トランプ関税巡る市場の懸念後退 猶予期間設定で発動

ビジネス

米経済に「スタグフレーション」リスク=セントルイス

ビジネス

金、今年10度目の最高値更新 貿易戦争への懸念で安

ビジネス

アトランタ連銀総裁、年内0.5%利下げ予想 広範な
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ウクライナが停戦する日
特集:ウクライナが停戦する日
2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 3
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 4
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 5
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べて…
  • 6
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 7
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 8
    ソ連時代の「勝利の旗」掲げるロシア軍車両を次々爆…
  • 9
    トランプ政権の外圧で「欧州経済は回復」、日本経済…
  • 10
    ロシアは既に窮地にある...西側がなぜか「見て見ぬふ…
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ...犠牲者急増で、増援部隊が到着予定と発言
  • 3
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 4
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 5
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞…
  • 6
    墜落して爆発、巨大な炎と黒煙が立ち上る衝撃シーン.…
  • 7
    7年後に迫る「小惑星の衝突を防げ」、中国が「地球防…
  • 8
    週に75分の「早歩き」で寿命は2年延びる...スーパー…
  • 9
    「トランプ相互関税」の範囲が広すぎて滅茶苦茶...VA…
  • 10
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 5
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 6
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 7
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 8
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 9
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 10
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中