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テロナイロビのホテルをイスラム過激派の武装集団が襲撃 7人死亡・25人負傷
1月15日、ケニアの首都ナイロビで、ホテルや企業オフィスが入ったビルが武装グループに爆破・襲撃され、少なくとも7人が死亡し、25人が負傷した(2019年 ロイター/Thomas Mukoya)
ケニアの首都ナイロビで15日、ホテルや企業オフィスが入ったビルが武装グループに爆破・襲撃され、少なくとも7人が死亡し、25人が負傷した。隣国ソマリアを拠点とするイスラム過激派アルシャバーブが犯行声明を出している。
マティアンギ内相は、事件発生から7時間が経過した現地時間午後11時(2000GMT)の段階で、襲撃されたビル全てで安全確保の措置が講じられ、中にいた人たちは避難したと語った。ただ襲撃者の詳しい情報はコメントせず、治安部隊はなお付近で掃討行動を続けていると付け加えた。
一方、警察当局はテロとみなしており、事件は午後3時ごろにビルの外でまず自動車が爆発し、その後ホテルのロビーに入ってきた1人が自爆したと説明した。
アルシャバーブは2013年にもナイロビでショッピングセンターを襲う事件を起こし、67人が死亡。また15年にはケニア・ガリッサで大学に押し入り、150人を殺害した。こうした攻撃は、ケニアがソマリアの内戦に介入したことへの報復だと主張している。
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