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トランプ、ダダ漏れ! 中国が私物スマホの通話を盗聴、貿易戦争対策へ
10月24日、米ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙は、米政府当局者の話として、トランプ大統領(写真)が安全対策のなされていない私物の携帯電話を使用して旧友と話している際、中国のスパイが頻繁に盗聴していると報じた。写真はウィスコンシン州で撮影(2018年 ロイター/Kevin Lamarque)
米ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙は24日、米政府当局者の話として、トランプ大統領が安全対策のなされていない私物の携帯電話を使用して旧友と話している際、中国のスパイが頻繁に盗聴していると報じた。
側近はトランプ大統領に対し、私物の携帯電話は安全ではなく、ロシアのスパイが日常的に会話を盗聴していると警告してきた。ただ、記事によると、大統領は使用の中止を拒否しているという。
米政府当局者は、中国とロシアがトランプ大統領の携帯電話の会話を盗聴していることについて、米諜報機関が外国政府から情報を得たり、外国政府幹部の通信を傍受することで知ったもようだ。
この報道に対するホワイトハウスからのコメントは得られていない。
中国は盗聴に当たって高度な技術を利用しており、トランプ大統領が何を考え誰と話しているかを探り、影響を与える方法を探しているという。記事は、盗聴した情報を利用して、特に米中貿易戦争の激化を防ぐことを狙っているとしている。