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北朝鮮金正恩、ローマ法王を「熱烈に歓迎」 平壌へ招待の意向
10月9日、韓国大統領府は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長がローマ法王フランシスコを平壌に招待する意向であることを明らかにした。バチカンで6日撮影(2018年 ロイター/ALESSANDRO BIANCHI)
韓国の青瓦台(大統領府)は9日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長がローマ法王フランシスコを平壌(ピョンヤン)に招待する意向であることを明らかにした。朝鮮半島における和平への取り組みを強調する狙いだ。
北朝鮮とバチカン(ローマ法王庁)は正式な外交関係を結んでいないため、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が来週にバチカンを公式訪問した際、法王に金正恩氏の意向を伝えるという。
金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は記者会見で「文大統領は10月17日と18日にバチカンを訪問し、朝鮮半島における和平と安定への支持を再確認する」と述べた。「大統領は法王と面会する際、金氏が法王を熱烈に歓迎する意向を伝える」と語った。金氏は、文氏と先月実施した首脳会談でフランシスコ法王の訪朝を要請したという。
文氏は13─21日の日程でフランスやイタリア、デンマークを含む欧州各国を歴訪。18─19日にベルギーで開かれるアジア欧州会議(ASEM)に出席する。
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