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牧野フライスの特別委、ニデックにTOBの開始延期を要請 

2025年01月15日(水)15時15分

1月15日、牧野フライス製作所は、買収提案を受けているニデックに対し、社外取締役4人で構成する特別委員会が株式公開買い付け(TOB)の開始を5月9日まで延期するよう要請する要望書を送付したと発表した。写真はニデックのロゴ。2018年7月撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Kentaro Okasaka

[東京 15日 ロイター] - 牧野フライス製作所は15日、買収提案を受けているニデックに対し、社外取締役4人で構成する特別委員会が株式公開買い付け(TOB)の開始を5月9日まで延期するよう要請する要望書を送付したと発表した。ニデック側は4月4日にも開始する予定だとしていた。

TOBの買付予定数下限を総議決権の3分の2相当にすることも要望した。

延期要請の理由として、完全子会社化によるシナジー効果への具体的言及がなく「今後の精査には相当の時間を要する」ことを挙げている。提案の是非を検討する期限の4月3日は3月期末の直後で、決算対応で多忙な時期までに検討を迫る姿勢は「疑問と言わざるを得ない」と批判した。

ロイター
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