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三菱UFJ銀元行員の窃盗「大変遺憾」、再発防止策が必要=官房長官

2025年01月15日(水)17時17分

 1月15日、林芳正官房長官(写真)は午後の会見で、三菱UFJ銀行の元行員による窃盗事件に関連し、「銀行業務には高い信用と公共性が求められており、大変遺憾」とした上で、適切な顧客保護を行い、原因究明と再発防止策を講じる必要があると述べた。2023年12月、東京で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)

Shiho Tanaka

[東京 15日 ロイター] - 林芳正官房長官は15日午後の会見で、三菱UFJ銀行の元行員による窃盗事件に関連し、「銀行業務には高い信用と公共性が求められており、大変遺憾」とした上で、適切な顧客保護を行い、原因究明と再発防止策を講じる必要があると述べた。

三菱UFJ銀では昨年11月、元行員が貸金庫から顧客の資産を盗んでいたことが発覚。この行員は今月14日に窃盗容疑で逮捕され、同行は同日、被害状況の確認や再発防止策の策定を進めていることを改めて発表した。

林官房長官は会見で遺憾の意を示した上で、同行が「適切に顧客保護を図るとともに、事実関係の全容を解明し、それを踏まえた原因究明と再発防止策をしっかりと講じる必要があると考えている」と述べた。

金融庁が銀行法に基づき先月発出した報告徴求を通じて「しっかりとフォローアップしていきたい」とした。

ロイター
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