オーストラリアのメディア「news.com.au」によると、2014年に米国で行われた調査では、病院の外で心臓発作に見舞われた人のうち45%近くが、居合わせた人にCPRを施してもらって生き延びることができたという。医療関係者が到着するまでの間、CPRで体内の血のめぐりを確保し続ければ、助かる確率が上がるのだという。
前述のロドリゲス氏は、「CPRができるよう訓練された犬なんてこの世にいませんよ」とユーロニュースに打ち明けている。実際にCPRができるのかと期待してしまった人たちにとっては残念な話だ。