韓国、アベンジャーズ1000万人の大ヒット その影でヤバすぎる誤訳問題が炎上
作品中のアクションシーン並みの大炎上をもたらした「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」 (c) The Walt Disney Company Korea
<アメコミの映画シリーズが大人気の韓国。「アベンジャーズ」最新作も1000万人突破する大ヒットとなったが、何ごとも熱くなりすぎるお国柄だけに、ある問題で炎上騒動が巻き起こった──>
4月27日に日本で公開された「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」。韓国では2日早い4月25日に全国公開が始まったが、公開前からオンライン予約率が96%にも達し、その人気の高さがうかがえたが、興行収入でもアメリカに続き韓国は世界2位の売り上げを誇り、5月19日現在累計観客動員数は1050万3284人。韓国での外国映画として歴史上最短19日目で1000万人を突破し、25日目で歴代外国映画観客動員数第2位に入った。これまで2位だったのも同じシリーズの第2弾「エイジ・オブ・ウルトロン」(1049万4499人動員)だ。ちなみに1位は「アバター」の1330万人である。
元々韓国ではアメコミ映画の人気が高く、韓国公開の洋画歴代洋画ベスト10を見てみると、アベンジャーズシリーズ以外に5位「アイアンマン3(900万人動員)」、6位「シビルウォー キャプテンアメリカ(867万人動員)」がランクインしている。
アベンジャーズシリーズのうち、1作目は12位707万人とパート2や3より随分少ない動員となっているが、これは「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」が製作される際、韓国がロケ誘致に成功し、デジタルメディアシティ/マポ大橋などのソウル市内の人気スポットや、市内主要幹線道路を大幅に封鎖して撮影されたため、公開前から大きな話題になっていたからだ。
今回の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」も、公開前から韓国での興行が期待されていたためか、出演俳優たちはプロモーションでは日本を素通りし韓国へ。ハリウッドからの舞台挨拶は、日本に寄ってからアジアツアーのように各国をまわって舞台挨拶することが多いが、今回日本はそこまで期待されていなかったと伺える。
さて、そんな人気の高いシリーズの最新作公開で注目が集まっていたが、一方では作品に関するある部分で"炎上事件"が発生してニュースなどでも取り上げられている。